22才男性
「4月から大学院に進むけど、なにからすべきなの?先輩達教えて!」
こういった疑問に大学院修了した私がお答えします。
「大学院生なんて研究だけすべきでしょ!」
という人もいますが、研究だけしていてもメンタルやられてドロップあうとする人が多くいるのでそんな回答はしません。(ボス次第なとこはありますが。)
この記事では時間に比較的融通の利く大学院生が何をすべきかを経験を踏まえてご紹介します。
目次
大学院生がすべき6つのこと【知らなきゃ損】
大学院生が入学したらすべきことを紹介していきます。
もちろん重要なことは「研究」ですが、研究を円滑に進めるための基礎学力や経済力を高めることも必要です。
また息抜きをしつつ生産性の高まることをしておいた方が将来勝ち組になれます。
研究計画の立案および年次計画
修士課程は2年間、博士課程は3年間という時間の制約があります。
したがって2年(もしくは3年)で終えられる研究計画を立案することが必須です。
ポイントは学事日程を隅々まで見て逆算した予定を立てること。
最終的な期限は、修士論文(博士論文)を提出する1月頭。
そこから逆算すると11月中旬には遅くとも学位論文の執筆が始まっていないと厳しいですよね。
11月中旬には論文を書けるデータを取り終えておくことを考えたら10月には解析が終わっていなければ・・・・・・・・・
ということを逆算しましょう。
アカデミア(研究)の世界へ脚を踏み入れ壮大なテーマを掲げ邁進することは研究者にとって重要なことですが、学位を取ることが最優先の学生にとっては大風呂敷を拡げない方が安全です。
プロ研究者でない限り2,3年というものは研究を完結するには短すぎるくらいの期間なので、それを踏まえた研究計画を立案する様にしましょう。
ボスとの綿密なミーティングが必要ですね。
収入源の確保
「収入源の確保」は大学院生になったらすべきことの最優先事項の1つです。
というのも、とにかく大学院生は時間がない上に、時間が貴重。
かといって親からの仕送りに頼るのもしんどい。。
ただアルバイトだけはオススメできません。大学院生の時間は貴重過ぎる。
アルバイトなんかして研究する時間がなくなるのは本末転倒。
だからこそ、アルバイトや親に頼らない収入源を確立すべきです。
バイト以外にも稼ぐ方法はいくらでもありますよ。
自身の市場価値調査(就活エージェントに登録)
大学院生になったらして欲しいことの上位と言っても過言ではないこと。
「自分の市場価値の調査」をしてください。
・・・・・・って具体的に何かというと、『就活エージェント』への登録です。
就活エージェントは本来自分で行うべき業界研究や自己分析を一緒になって行ってくれる就活のプロ集団。
就活エージェントについてはこちら。
大学院に進むと言うことは、学部卒の連中より博識であるといえますがそのアピール方法について知らないと、学部卒と全く同じ就活をしなければなりません。
ましてや(私のように)学歴ロンダリングした人にとって、学歴は最強の武器であるもののそれを活かしきれるかどうかが就活成功のカギと言えます。
たとえ、就活をすぐにしない大学院生にとっても自身の市場価値を知っておくことは自己肯定感を高めることに繋がるのでオススメです。
私自身、就活エージェントを使った就職をしているワケではありませんが、就活エージェントと対話する中で足りないもの、得意なもの、武器を再認識させてくれたことに今でも感謝しています。
英語力の向上
英語力の向上については大学院を志したときから努めましょう。
もし、入試以降英語を見ていない期間があるならとにかく早く英語に触れましょう。
アカデミア(サイエンス)の公用語は英語です。
少なくとも自身の専門分野についてくらいは英語で説明できないとまずいです。
英語はできたに越したことはありません。
国際学会も楽しくなります。
現地で知り合いもできます。
大学院生はとにかく英語に触れない期間を極力減らしましょう。
読書
読書をしない人ほど教養のない人はいません。
いくら大学院生といえども教養がない人は何を頼んでも使えません。
読書は我々の想像力を豊かにしてくれます。
普段から読書をする人としない人では会話の引き出しの多さに雲泥の差が生まれます。
1日5〜10分でも活字を眺める習慣をつけましょう。
習慣は人を助けます。
私は移動(通学)の電車の中でひたすら読書を重ねていました。
(同じ作者の本を読んでいる人に声かけられたこともあります)
人におすすめされた本は読むようにしています。
(時間が許すなら)起業してみる
大企業やベンチャー起業などに猛烈なアピールとなる大学院生のウチに起業することも大きな経験になります。
「そんなに起業って簡単じゃないでしょ。」
って思われるかも知れませんが、簡単です。
なんならこのブログだって起業の端くれみたいなもんです。
起業とはいえ、やはりリスクを負いながら事業を展開するのは大学院生に向いていません。
リスクを負えない大学院生におすすめの起業スタイルが「キャッシュエンジン型」事業と言われる事業体になります。
キャッシュエンジン型ビジネスについては下記の記事をご覧下さい。
※ちなみにこのブログもキャッシュエンジン型ビジネスの一端です。
大学院に入学したらすべき6つのことのまとめ
大学院に入学したら研究の計画をボスとの綿密なミーティングによって立てましょう。
そして最終目標から逆算していって「いつまでに○○をやる」という中期・短期目標を立てましょう。
それと同時に収入源の確保をして行きます。
アルバイトは時間の無駄すぎるのでオススメしません。(いい経験だけどね)
ネットを使って稼げるようにしておくことで、就職したときの副業にもなり得ます。
(このご時世スマホ1台、PC1台あれば十分稼げますのでね。)
収入源の確保と同時に自身の市場価値調査にも乗り出しましょう。
就活がどえらい楽になりますよ。
時間的な余裕が多少ある大学院生だからこそ英語力の向上と読書は日常生活の一部にしておくことをオススメします。
机に向かって行うというよりか、生活の一部にしてみましょう。
習慣にしてしまえば何の苦もありませんよ。
最後に起業してみることも就活の武器にもなりますし、老後2000万円問題についても解消できます。
起業については難しく考えることなく「何でマネタイズするか」を考えることがはじめの一歩です。
起業スクールの無料説明会に参加してみてもいいかもしれませんね。
これからアカデミアに突入する大学院生の皆さん、荒波に揉まれて揉まれて頑張っていきましょう。