小学生からOK!バスケが上手くなるたった1つのコツ【バスケノートを書く】

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小学生からOK!バスケが上手くなるたった1つのコツ【バスケノートを書く】

練習してもしても上手くならない 

「頭を使え!」と怒られる
同じミスを連発してしまう

こんな悩みを解決します。

コーチや監督、または自分のお子さんに上のような言葉がけをしたりしていませんか?

子供も同じように「自分がうまくいかない・上手くならない」という壁にぶち当たっていることに確実に気づいています。

しかし、抽象的な指導だけでは理解できず、改善できないのが子供

そこでこの記事ではミスをしなくなる選手になるために必要なこと【バスケノートを書く】について書き方を含めて詳細に説明していきます。

記事の信頼性

●【最終学歴】東京大学大学院 (博士)

●【競技歴】中高全国大会出場、中学県選抜、高校少年男子、大学1部リーグ・インカレ出場、社会人日本2位経験

●【現職】大学教員

●自身も中学生の時、県選抜練習への参加がきっかけとなってバスケノートを事細かに書き始め、大学4年引退するまで続けた経験を持つ。「考え」を可視化することは老若男女問わず、頭の中を整理することであり作業効率の上昇へと昇華することに気づき、それがのちの東大受験へと活かされた。

 

忙しい人向け

  • バスケノートの書き方は「今日の目標」「内容」「改善点」「次回の目標」の4つだけ書く
  • バスケノートは「PDCAサイクル」と同じ=仕事ができる大人になる

 

 

バスケノート書くだけで上手くなる

小学生からOK!バスケが上手くなるたった1つのコツ【バスケノートを書く】

バスケノートを書くだけで上手くなるって信じられますか?


確かにバスケットボールというスポーツは「継続のスポーツ」と呼ばれ、地道な反復練習が必要不可欠です。


もちろん、ドリブルやハンドリング、パス練習、シューティングと言ったスキル練習はココでは言及しません。

なぜなら、それらの練習は"やって当たりまえ"だから。

ちなみに、ドリブル、パス、シュート練習の質を上げようと思えば、より実践に近い心理状態で行うことをオススメします。

プレッシャーがない状態でいくらシュートが入っても、
より緊張感のある状況で決められなければ意味がありませんよね?

スキル練習といえども「量<質」が重要であることを認識しておいてください。



バスケノートの書き方を詳しく解説

バスケノートの書き方

「バスケが上手くなるためには何を書けばいいの?具体的に教えて!」

実際にこれまで私が経験してきたことに加え、岐阜女子高校などが取り入れているバスケノートの構成を参考に具体的に紹介していきます。

練習の目標(練習前に記入)

練習の前に"具体的な"練習目標を記載します。

その目標は①チームの目標②個人的目標 に分けて書くとよいです。

具体例
①チームの目標:声を絶やさない
②個人的目標:強いバウンズパスを出す

目標であるため"具体性を持った"標しを立てることをオススメします。


練習実施内容(練習後)

ここは練習後に実際に行った練習内容を淡々と記載してください。

その際、時系列で記入すること。
必要な場合はコートを描いて図示すること。

※見直しする前に必要となります。


改善すべき点:2〜3個(練習後)

練習内容の列挙が終わったら、改善すべき点を箇条書きかつ具体的に記載しましょう。


具体例
・片手でバウンズパスを出す練習をする必要がある
・視野を広く持つ
・シュートの意識を忘れない


練習後に書き出せると言うことは、頭の中に「ココが苦手だ」という潜在意識があると言うことです。

日々書き出してみましょう。

書き方のコツ

改善点だけでなく、良かった点についても書いてみよう。

それがいつか自分の得意プレイになるかもしれないぞ!

 

 

次回の目標(練習後)

改善点まで書き出したら、最後に次回どうするか、を"具体的"に書き出しましょう。

1−2行で構いません。

次回の目標を元に、練習前に記載する「練習目標」を記載すると一貫性が生まれます。


バスケノートの書き方ポイント

  1. 練習前に「今日の目標」を書く
  2. 練習後に「今日の練習内容」を書く
  3. 練習後に「今日の改善点」を書く
  4. 練習後に「次回の目標」を書く

たったこれだけの作業で頭の中が整理されて「頭を使え!」などとは言われなくなりますよ。

「感覚的な情報を視覚的にまとめる作業ってとても重要なんだ。バスケノートに限らず多くのスポーツでノートをつける選手はいる。」

 

大谷翔平の野球ノート

メジャーリーガーの大谷翔平選手が野球ノートをつけていたことはよく知られていますね。


彼の場合は99マスを使って
中心に大目標、
それを達成するために必要な中目標、
さに中目標を達成するための小目標をマスに埋めていく方法で、より具体性のある目標を設定していました。

これを「目標設定シート」なんて言いますが、
この方法は社会人でも取り入れられていますが、
合う合わないが大きく出るようです。




大谷翔平選手の場合は器用で努力を続けられるという才能を持っていた、という言葉が相応しいのかもしれません。


ちょっと脱線。

こんな記事も書いてます。

よかったらご覧ください。

>>【1度は読みたい】バスケ漫画おすすめランキング10選【2021年度版】




 

バスケノートを書ける人=仕事がデキる大人

小学生からOK!バスケが上手くなるたった1つのコツ【バスケノートを書く】

バスケノートを先述したような内容で書き出すことに慣れている人は、大人になっても仕事がデキる人、になる可能性が高いようです。


これはノートの構造に秘訣があります。

仕事がデキる人、成功を収めた会社に共通している項目があります。

PDCAサイクル」です。
PDCAサイクルは生産管理システム等で普段から使われているサイクルで、決して目新しい者ではありません。

PDCAサイクルについては
筋トレの効果を引き出すための継続は無意味!【PDCAサイクル】

1日10分スクワットを1ヶ月間続けた結果【−4kgは可能です】

こちらを参考にしてください。


PDCAサイクルって?

PDCAサイクルについて簡単に触れます。

PDCAとは
・Plan  計画
・Do  実行
・Check 評価
・Act  改善

の頭文字から出来ています。

これらを常にサイクル(循環)させることで品質の管理を徹底しよう、というところから始まっています。

デキる大人達は、このサイクルが染みついているからこそ、他者と比べて優位に立てているわけです。


岐阜女子高校バスケ部はバスケノートでPDCAサイクルを回している

さて、このPDCAサイクルをどう活かすか。


それは「岐阜女子高校バスケ部」にあります。
※岐阜女子高校バスケ部は全国優勝の経験もあり、常に決勝の舞台で桜花学園としのぎを削る、高校女子バスケット界に君臨する雄です。


以前、でも紹介しましたが、彼女たちが使うノートは理路整然としており、構造自体は「PDCAサイクル」をバスケに落とし込んだものと言えます。


先ほどの例で行きますと、
・練習目標
・練習内容
・改善点
・次回の目標

これらはPDCAサイクルである
・Plan  計画 = 練習目標
・Do  実行 = 練習内容
・Check 評価 = 改善点
・Act  改善 = 次回の目標
  
に完全に一致します。



彼女たちはバスケノートを作ることを習慣とし、実践しているからこそ無意識のうちに"質の高い練習"ができているというわけです。


東大生が復習ノートを作っている、と同じ

バスケノートって斬新かもしれませんが、別に普通なんです。

大谷翔平選手の野球ノート(目標設定ノート)と同じ類いで、
東大生が帰宅したら復習ノートを作っている、ということと何ら違いはありません。


東大に現役で合格する連中は、皆それぞれ自分に合った勉強方法を編み出しているので一概には言えませんが、「自宅で復習」といえば皆しているはずです。


ノートを作る作業、
普段はコートの上で表現するバスケ選手ですが、
バスケIQ を養うためにも必要な手段の1つと言えます。



バスケノートの書き方が分からない方はこれだけで十分

小学生からOK!バスケが上手くなるたった1つのコツ【バスケノートを書く】

上記にバスケノートの書き方を紹介しましたが、
それでも「これであってるのかしら?」と書き方に一抹の不安を覚える方もいらっしゃると思います。


そんなお悩みの方はこちらを是非ご参考ください。
岐阜女子高校バスケ部の安江先生が監修に入られたバスケノートです。



対象年齢は小学生以上を想定しており、
図解されていることに加え、書き方例や安江先生の1日一言も載っているため書くだけで旨くなる気分を味わえます。



バスケノートに関してはこちらもご覧ください。
岐阜女子高校 安江監督監修のバスケノート|日本一売れているバスケノート
ミニバスから使える日本一のバスケノート

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