筋肉を落としてはいけない理由【早死にリスク増!?】

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筋肉を落としてはいけない理由【早死にリスク増!?】

19才女性

「筋肉つきやすいから筋肉落としたい〜〜〜」

ダイエットのために筋肉を敢えて落とそうとするそこのあなた。

どれだけ危険なことをしているか理解していますか?

筋肉は人体におけるエネルギー消費の最大器官であります。

したがって、筋肉を落とすと言うことは、エネルギー(脂肪など)を燃焼する器官が減ると言うことです。

これを理解せずに妄信的に「筋肉が邪魔」と言ってしまってるそこのあなた・・・正直やばいですよ。。

この記事では筋肉をなぜ落としてはいけないのか、その理由を徹底的に解説します。

 

筋肉を落としはイケない3つの理由

筋肉を落としてはいけない理由【早死にリスク増!?】

筋肉を落とすことは非常に簡単です。

筋肉は運動も何もしなければ1週間で1%は優に落ちていきます。

筋肉が落ちると体重の顕著な現象が伴いますね。

これで「ダイエット完成!」なんて言ってるのは重大な危険をはらんでいます。

詳しく解説しましょう。

 

筋肉が落ちると太る(太りやすい)

筋肉が落ちてしまうと太りやすいカラダの完成です。

後述しますが、筋肉は人体の中で心臓、肝臓に次ぐエネルギーの消費器官

筋肉が落ちてしまうと、本来消費できるはずだったエネルギーはどこへ・・・?

そうです、体脂肪へと変換されてカラダへ貯蔵されますね。

使い切れなかったエネルギーは体脂肪へと変換されるのは生理学の常識。

食事制限も必要ですが、エネルギー消費器官を小さくしないことも体型管理には必要なアプローチです。

 

筋肉が落ちると食欲が落ちる

筋肉が落ちると食欲も伴って落ちます

「食欲落ちるならダイエットに最高じゃん!」

とついつい思ってしまいがちです。

でも、食欲が落ちるって深刻な生命の危機に陥る可能性を秘めています。

 

下記の画像をご覧下さい。

フレイルサイクル

引用:スマート脳ドック

筋肉が落ちることによって代謝が落ちます。

代謝が落ちることによって消費エネルギーが減少します。

エネルギーを使わなくなれば食べる量も減ります。

食事量が減ってくればカラダに必要な栄養が足りない、低栄養状態になります。

低栄養状態では筋肉の減少が加速します。

このような状態を『フレイルサイクル』と言います。

高齢者にとっては自覚症状がなくこのサイクルに陥ってしまい要介護状態になる人が多く、社会的問題になっていますが、若いあなたも例外ではありません!!

間違ったダイエットはあなたの健康で居られる時間(健康寿命)を確実に蝕んでいきます。

今一度、自分のカラダに目を向けてみましょう。

 

筋肉が落ちると転けやすくなる

筋肉が落ちていくとなんともない道や段差で転びやすくなります。

「つまずくなんて日常茶飯事だから、大丈夫!」

なんて言っていられるのは大学生まで。

筋肉量の減少は骨密度の減少も伴います。

もっと噛み砕くと、筋肉量が落ちていくと骨も弱くなっていき骨折をしやすくなります。

(閉経後の女性は特に骨密度を保つよう警鐘が鳴らされています。)

骨折をするほど肉体が弱くなっていると、それはもう健康とは到底言えません。

最近つまずきやすくなったとか転けることが増えた、なんて節がある人は要注意です。

生命の危機と言っても過言ではありませんよ。

(大腿骨(太もも)の骨折をされた高齢者の中には入院後一度も退院せずに亡くなる方も実際に居られるほどです。)

 

 

筋肉は車に例えるとエンジン

筋肉を落としてはいけない理由【早死にリスク増!?】

筋肉の本来の役割は大きく2つ。

  1. 熱産生
  2. 人体を動かす

冬でも体温を36度付近で一定に保って居られるのは常に熱を作り続けてくれるためです。

そしてもう一つ、人が意志を持ってカラダを動かせることができるのは「筋肉」があるおかげですよね。

したがって、筋肉は人体の「動力源(エンジン)」であると言い換えることができます。

「なら何を燃料にして人って動いているの?」

答えは簡単。

①糖質
②脂質

の2つが主な燃料(エネルギー)ですね。

 

糖質の最大消費器官

筋肉は糖質の人体における最大消費器官です。

詳しく解説

糖質は腸内でグルコースに分解されて吸収されます

その後肝臓でグリコーゲンとなって血中を巡ります。

グリコーゲンは筋細胞内に入り込むことによってATP(アデノシン三リン酸)を生み出し筋肉を動かします。

※詳しく学びたい方はスポーツ生理学(運動生理学)の参考書をお読み下さい。生理的応答に関する基本的知識を学べます。

つまり、筋肉を動かせば動かすほどグリコーゲンは使われることになりますよね。

実際に、糖尿病患者に対して筋トレなどの運動療法が行われているほどです。

したがって糖質制限を一生懸命頑張るよりも、糖質を有効に使えるカラダであることの方が遥かに健康的であり、ダイエットにも効率よく働くわけですね。

 

筋肉は脂肪も燃焼する器官

あまり知られていないことですが、筋肉は脂肪もエネルギーとして燃焼させる器官です。

主なエネルギー工場は骨格筋内に局在するミトコンドリア

ミトコンドリア

『細胞の発電所』と言われるほどエネルギーを生み出す能力に優れた器官。

骨格筋内に存在し、大量のATPを産生する。

体脂肪は中性脂肪(トリグリセリド)を貯蔵していますが、グリセロールと脂肪酸に分解され血流に乗って筋肉や心臓へと取り込まれます。

(グリセロールは細胞膜や皮膚の保護等に活用される)

したがって、脂肪は糖質と同じように筋肉で消費されるエネルギーの1つであり、骨格筋量に伴って消費できる脂質の量も増えます。

つまり、ダイエット(脂肪を落とす)を目的にするうえで筋肉量は切っても切れない縁があると言えるわけですね。

 

筋肉を減らすことはすぐ。しかし筋肉をつけることは大変!

筋肉を落としてはいけない理由【早死にリスク増!?】

筋肉を落とさないように生活することがいかに重要か、これまで述べてきました。

しかし筋肉って今呼吸している間にも落ち始めているんです。

「えッ!?!?!?!」

と思う方もいらっしゃるはず。

筋肉、というかカラダは常に代謝回転しており、定常状態は基本的には存在しません。

どういうことでしょうか?

 

筋肉は今日から落ち始める!?

筋肉は骨格筋内における筋タンパク質の合成分解によって常に代謝を繰り返しています。

  • 筋タンパク質の合成が高まり続けるコトで筋肉量は増加。
  • 一方、筋タンパク質の分解が促進されれば筋肉量は減少。

合成と分解

  • 筋タンパク質の合成・・・運動(筋トレ)、食事(たんぱく質)
  • 筋タンパク質の分解・・・不活動、入院

つまり、今この記事を見ている最中のあなたのカラダは"不活動"まっただ中であるはず。

ということは筋肉は分解方向へと動いていることになります。

息しているだけでも太る、、、息しているだけでも筋肉は落ちています。

 

筋肉は可逆性に富んだ組織

筋肉は可逆性に富んだ組織、と言う表現をよくします。

私の担当するスポーツ生理学の授業でも学生達にそう教えています。

可逆性・・・元に戻ることができる性質。

可塑性(かそせい)・・・刺激によって変化したら元に戻らない性質。例えば鉄など。

怪我をして傷ができてもカラダは元に戻ろうとしますよね。

これと同じように筋トレすれば筋肉はつくが、やめれば落ちる。

これを可逆性の原理といいます。

つまりカラダを維持しようと思うなら筋肉が落ちないようにトレーニングを続けるしかないンですよね。

 

筋肉をつけるには動いてプロテインを飲むことしかない!

筋肉の重要性を理解して貰えたところで、あなたがすべきことは筋トレと適切な栄養補給をするコトだけです。

筋トレしたってそんな簡単にマッチョにはなりませんし、なれません

プロテイン飲んだからってマッチョになるはずもありません

健康寿命がより着目される昨今、筋トレしてプロテインを飲むことはアスリートに限った話ではなく、我々一般人にも至極当然の常識として浸透しています。

1日10分だけでもなにかしら『筋肉のために動く』時間をつくるだけでも、カラダは変わりますよ。

 

筋肉を落とすこと=命を削ること

筋肉を落としてはいけない理由【早死にリスク増!?】

ここまで述べてきたことを総括しますと、『筋肉を落とすこと=命を削ること』であると。

それが10代20代のあなたであっても例外ではありません。

ましてやダイエットをしたいなら筋肉落として何のメリットがあるのでしょう?

筋肉は人体に無くてはならない唯一無二の組織。

筋肉落として得する人などこの世に存在しようはずもありません。

 

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