「ダイエット始めるのにスクワットと腹筋どっちから鍛えるべきなんだろう?」
実際にこういうお悩みをお持ちの方、とっても多いです。
私自身も腹筋を割りたくて腹筋ばっかりやってた大学時代がありました。
しかしそれが、効率的なダイエット方法ではないことが後々の勉強で分かりました!
この記事では「スクワットを腹筋よりも優先して鍛えるべき事実」を解説します。
スクワットから実践することで痩せやすくメリハリのあるボディが作れます!
さらに湧き出す自信で毎日が明るく楽しくなりますよ!
記事の信頼性
●【最終学歴】東京大学大学院 (博士)
●【現職】大学教員
●【専門分野】運動生理学・健康科学・疫学目次
スクワットからすべき!【消費カロリーは腹筋よりも高い】
スクワットと腹筋、もし優先順位をつけるなら『スクワット』を優先して行うべきです!
消費カロリーは「筋肉の大きさに比例」します。
スクワットで動員される筋肉と
腹筋で使われる筋肉はどっちが多いでしょうか?
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スクワットで使われる筋肉は太ももを中心に7種類以上
スクワットで使われる筋肉は複数あります。
例えば…大腿四頭筋、ハムストリングス(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)、大臀筋、中殿筋、脊柱起立筋...
ご覧のように、
ただスクワットするだけで使われる筋肉は7種類以上の筋肉が複雑に力を出し合いながら行われます。
そして筋肉一つ一つは人体の中でも大きな筋肉ばかり。
大きな筋肉が集まっているのでエネルギーをたくさん消費する
=アメ車 と覚えてください。
腹筋で使われる筋肉はほぼ腹筋のみ
一方、腹筋で使われる筋肉は腹筋の周りの筋肉のみです。
腹直筋、腹斜筋…この程度でしょうか。
腹筋で使われる筋肉はほぼ腹筋のみです。
このようにエネルギー消費量が大きくないコトを
=軽自動車 と表現しましょう。
アメ車と軽自動車、長く走れるのは「軽自動車」=エネルギー消費量が少ないから
アメ車と軽自動車。
同じ量の燃料を積んだ車なら「軽自動車」の方が長く走りますよね。
軽い車体、エネルギー消費量の少ないエンジン。
軽自動車の特徴ですね。
腹筋ばかり鍛えるということはこういうことです。
軽自動車の車体から燃料を減らさなければならない。
腹筋をずーーっとやり続けるか
アメ車で走って(スクワット)エネルギーを早く減らすか。
もうおわかりですね?
スクワット(アメ車)でエネルギー消費量を増やすの一択ですね。
腹筋は綺麗なシルエット作りの土台に
腹筋はダイエットどうやって活かすのか。
腹筋は鍛えることで綺麗なシルエットを作ることに役立ちます。
腹筋はエネルギー消費量が少ない割に、
カラダの中央部に位置していることから姿勢を美しくしたり、
ヘコませるところはヘコませることが出来ます。
例えば腹筋は股関節(骨盤)をまたいでいることから
腹筋を鍛えることで下腹ぽっこりを1週間足らずで修正することが出来ます。
ダイエットにはスクワットを優先的に実施すべきですが
腹筋は見た目に即時に現れるのでやるべきトレーニングです。
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綺麗に痩せたいならスクワットと腹筋どっちも鍛えること
ダイエットにおいて重要なことは
『スクワット』と『腹筋』をどちらも行うこと。
まとめるとこのようになります。
エネルギー消費量…スクワット>>腹筋
腹筋は綺麗なカラダ・シルエットを作るには必要
ダイエットで忘れてはならないのは
『これだけやってればOK』は存在しないこと。
本稿はあくまでも優先順位について主に解説してきたため
スクワットをとくに推していますが、
本気だカラダを変えたいならスクワットも腹筋もランニングも
出来ることは何でも試していきましょう。
「出来ないことに挑戦していく」
ダイエットの道のりは険しいものです。