転職先のランキングで常に上位に位置する「トレーナー」。
「トレーナーってどうやってなるの?」
「トレーナーの資格の種類を知りたい!」
「トレーナーで稼ぐ方法は??」
こういった疑問にお答えします。
パーソナルトレーナーは稼ごうと思えば年商1億円まで稼ぐことは可能な夢のある職業ですよね。
しかし、トレーナーになる方法を知らなければ何も前進できない。。
独学でトレーナーになりますか?
茨の道ですね。
この記事ではパーソナルトレーナーになるために必要なコトを詳しく紹介しています。
筆者はこんな人
●【学歴】東京大学大学院 (博士)
●【経歴】中学・高校バスケ部ストレングストレーナー
●【経歴】甲子園球児ストレングストレーナー
●【職業】体育系大学教員
本記事の内容
○トレーナーとして稼ぐためには資格の種類を把握しておきたい
○まずはパーソナルトレーナーとして実力をつける
こちらの記事もトレーナーになるために必要な記事です。参考にしてみてください。
[関連]運動生理学を極めたい人へおすすめ本7選
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目次
パーソナルトレーナーとして稼ぐためには
トレーナーとして稼ぐためには商売道具となる『知識』・『実力』そして看板となる『資格』が必要不可欠です。
もしあなたが、フィジークやボディビルの大会で賞を取る程の自身を鍛えるノウハウを持っていなければ、まずお客様は信頼を寄せません。
それくらい転職や大学生における『トレーナーの資格』は重要となります。
まずトレーナーになりたければ『資格』の種類を把握することが先決であることは明白でしょう。
どこで働くか(パーソナル?チーム?)
トレーナーといえども、働き方は十人十色です。
◆もっとも安定的に稼ぐなら
「トッププロスポーツチームの専属トレーナー」になることです。
例えば、プロ野球、Jリーグ、Bリーグ、メジャーリーグ、NBA・・・
ここら辺で働くトレーナー達はトレーナー業界の"トップオブトップ"といえます。
◆次に、「実業団チーム、大学、高校やクラブチーム」など。
このあたりでも十分実力が必要と言えますが、母数が多いので「トレーナーという職」に就くことは簡単です。
ただし、金銭的には苦労すると思います。
◆乱高下はあるが実力次第で年収2000万〜1億円も夢ではない「パーソナルトレーナー」。
パーソナルトレーナーは『知識』・『実力』・『資格』に加え、『自己表現力』が兼ね備わっていないと、簡単に淘汰されます。
故に、業界全体の平均年収はサラリーマン以下です。
トップとのトレーナーになるための努力を惜しまなければ誰だって稼げる、夢のある職業です。
トレーナーの資格の種類
トレーナーの資格の種類は実はあるようでない、と言うのが本音です。
下に数種類記載します。
◇日本スポーツ協会認定アスレティックトレーナー
(通称:JASA−AT)
◇日本トレーニング指導者協会
(通称:JATI−ATI)
◇ジャパンアスレティックトレーナーズ協会認定トレーナー
(通称:JATAC-ATC)
◇全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA)
(通称:NESTA−PFT)
◇全米エクササイズ&コンディショニング協会(NSCA)
認定パーソナルトレーナー(通称:NSCA-CPT)
◇全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)
(通称:NATA-ATC)
◇全米エクササイズ&コンディショニング協会(NSCA)
認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
(通称:CSCS)
◇健康・体力づくり事業団
(通称:健康運動指導士、健康運動実践指導者)
◇厚生労働省 日本柔道整復師会
(通称:柔道整復師)
◇厚生労働省 理学療法士
(通称:PT)
◇厚生労働省 管理栄養士
(管理栄養士)
◇厚生労働省 鍼灸あん摩マッサージ師
(鍼灸師、あん摩マッサージ師)
ざっと列挙するだけでこれくらいはあります。
『どこで働きたいか』によって最適な資格もあれば、全く効果を成さない資格もあります。
さらに、国家資格もあればそうでない者もあったり、開業権があるものあれば、ないものもあったり、と非常に複雑です。
だからこそ!!!
先述したとおり『どこで働きたいか』が明確でなければなりません。
トレーナーの資格の取り方
トレーナー資格を取得する方法には大きく分けて2つあります。
◆大学・専門学校に通う
◆通信講座で取得する
この2つについて詳しく観ていきます。
大学(専門学校)の過程が必要なトレーナー資格
◆日本スポーツ協会認定アスレティックトレーナー
[関連]日本スポーツ協会
◆(米国家資格)全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)
[関連]NATAとはどんな資格?資格習得までのステップとコツとは
◆(国家資格)理学療法士
[関連]厚生労働省
◆(国家資格)柔道整復師
[関連]厚生労働省
◆(国家資格)鍼灸あん摩マッサージ師
[関連]厚生労働省
◆(国家資格)管理栄養士
[関連]厚生労働省
◆※ジャパンアスレティックトレーナーズ協会
[関連]ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会
上記の資格は大学や専門学校でのカリキュラムの習得が受験資格獲得には必須となります。
国家資格として位置づけられているものなどは受験資格の厳密な規定がある特徴があります。
※NATA−ATCは世界最強のアメリカ国家資格です。この資格の取得者は主に、NBA、MLB、NFL、NHLやシルクドゥソレイユといった世界のトップで活躍するトレーナーばかりです。
※ジャパンアスレティックトレーナーズ協会認定JATAC-ATCについては、単独で取得できる資格ではありません。
パーソナルトレーナー資格取得講座
上記の大学や専門学校の過程が必要となる資格以外は、独学で取得できます。
しかし、どれも簡単にとれるわけではなく。。
それぞれ、資格取得のための専門学校は開校されていますが、いずれも2−3年のカリキュラムであったり、高額な教材費、集団指導のため細かな技術を学べないとことが往々にして生じるため、転職には向かないといえます。
転職してパーソナルトレーナーになるためには民間のトレーナースクールに通う手があります。
最短3ヶ月期間で業界初の個別オンライン指導を実現したプロジムはトレーナーへの転職業界最大手です。
現職が忙しく通う暇がなくても大丈夫!
完全マンツーマンで進行するので安心して資格取得まで導いてくれます。
さらに、超難関資格取得率は驚異の98%!
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最もおすすめなトレーナー資格は【CSCS】
数あるトレーナー資格の中で、最も強くおすすめなのは、
全米エクササイズ&コンディショニング協会(NSCA)が認定する
認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト、通称:CSCSです。
その理由は3つ。
①幅広い分野
②世界共通の資格
③独学でとれる(難関)
①.スポーツ障害予防から、筋力トレーニング、スポーツ栄養やさらに、施設運営までとにかくトレーナーとしてスペシャリストになるための資格です。
②.全米の認定資格であるため、世界で通用する資格です。
この資格を持つパーソナルトレーナー、トップチーム専属トレーナーはたくさんいます。逆に、身近にあまりいないので馴染みのない資格かもしれません。それほど希有で高貴な資格と言えます。
③.大学卒業していれば、誰でも受験することができます。 しかし、内容は高度にになるため、体育系の学生でさえ独学で合格することは困難と言われています。でも頑張れば、独学でも・・・!
おすすめトレーナー養成スクール
ヨガインストラクターも立派なトレーナー
ヨガインストラクターの資格でもれっきとしたトレーナーとして名乗ることが出来ます。
ヒトのカラダのことを熟知するために
- 運動生理学
- 栄養学
- 解剖学
は当たり前に習得します。
ただヒトのカラダにアプローチする方法が「ヨガ」というだけで、体のプロであることには変わりありません。
ヨガインストラクターの資格取得についても下記の記事で紹介しています。
是非ご覧下さい。
【関連】ヨガインストラクターの資格は短期間でも取得出来る【専業主婦、大学生におすすめ】
まとめ:何歳からでもトレーナーの資格は取れる
転職人気ランキングで常に上位にランクされるトレーナーは、何歳からチャレンジしてもなれることができます。
さらに年商1億円も決して夢じゃない。
ただし、時には生命の危機を救う責任も生じる職業でもあるため、高度な知識と技術が必要です。
独学でも資格は取れますが、プロから学ぶ方がより着実に業界内ステップアップに繋がるといえます。
ステップアップをしたいなら学びに投資をしないと成長曲線は描けませんよね。
下記も記事も参考にご覧下さい。
【関連】パーソナルトレーナーに必要な勉強と知識【必須5科目】