副業の解禁の流れは現代社会を取り込み、一大ムーブメントを引き起こしています。
今回は、転職ランキングでも常に上位の「トレーナーになるための資格の種類」を紹介していきます。
最後に、管理人おすすめの資格を紹介しています!!
筆者はこんな人
●【学歴】東京大学大学院 (博士)
●【経歴】中学・高校バスケ部トレーナー
●【経歴】甲子園球児ストレングス指導
●【職業】体育系大学教員
目次
副業にできるトレーナー資格の種類
副業としてトレーナー活動をするためには『資格』の取得は必須です。
「トレーナー」という代表的な資格は存在しません。
そして、トレーナーはというと、幅広い範囲を網羅する必要があります。
副業として、トレーナー活動をするなら「活動できる範囲」を明確にするべく『資格の取得』が絶対的に条件となります。
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アスレティックトレーナー
アスレティックトレーナーは「トレーナー」と名のつく業種の中で最も敷居の高い資格となります。
■業務内容■
◆スポーツ傷害・外傷予防
◆応急処置
◆リハビリテーション
◆トレーニング全般
◆コンディショニング
網羅する範囲はどのトレーナーより広く、万能トレーナーといえます。
どちらかというと「メディカル色」が強い傾向があります。
代表的な資格:日本スポーツ協会認定アスレティックトレーナー(JASA-AT)、全米アスレティックトレーナーズ協会認定トレーナー(NATA-ATC)など。※NATA-ATCは世界最難関のアスレティックトレーナー資格です。持ってるだけで1000万は余裕で稼げます。
メディカルトレーナー
メディカルトレーナーは「怪我した選手を競技復帰まで引き上げる」トレーナーです。
■業務内容■
◆応急処置
◆リハビリテーション
◆マッサージ(要国家資格)
◆コンディショニング
一見、地味そうな職種ではありますが、トッププロチームは必ずこのポジションを欲します。(選手が怪我したらそれだけで損失なので)
そして、国家資格職が多い傾向にあります。
代表的な資格:理学療法士、柔道整復師、鍼灸師、日本スポーツ協会認定アスレティックトレーナー(JASA-AT)など。
コンディショニングトレーナー
コンディショニングトレーナーは「選手の体調管理」を主に扱うトレーナーです。あまり日の目を浴びない分野ですがトップチームには必ず配属されています。
■業務内容■
◆健康・体調管理
◆姿勢チェック
◆ウォーミングアップ・クールダウン
トレーナーの中でも、完全に裏方の仕事ですが、選手の変化いち早く気づけるコンディショニングトレーナーはアスリートと専属契約する人もいるほどです。
代表的な資格:日本スポーツ協会認定アスレティックトレーナー(JASA-AT)、理学療法士、日本コンディショニング協会認定トレーナー(CT)、NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)、認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)など。
ストレングストレーナー
ストレングストレーナーは、「選手の身体機能(パフォーマンス)を高めるため」の策を講じるトレーナーです。
一般的に、皆さんがとレーナとしてパッと思い描くトレーナーは「ストレングス」トレーナーです。
■業務内容■
◆トレーニング全般(瞬発・筋力・筋肥大・持久力など)
◆プログラムの構成
パーソナルトレーナーとして差別化を図るにはストレングストレーナーの資格は必須です。
代表的な資格:認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)、ギャラップ認定ストレングスコーチ(ストレングス・ファインダー)、日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者資格(JATI-ATI)、ACSM認定エクササイズフィジオロジスト(旧ヘルスフィットネススペシャリスト)など。
フィットネストレーナー
フィットネストレーナーはストレングストレーナーに近いですが、「一般の市民を対象に、より健康的になるためのカラダ作り」を行うトレーナーと言えます。
■業務内容■
◆トレーニング全般
◆プログラムの構成(ダイエットなど)
フィットネストレーナーは我々から最も身近なトレーナーです。例えば、民間のスポーツジムにいる人や、中でスタジオレッスンをしている人はもれなく「フィットネストレーナー」とも言えます。
そのため、需要は非常に大きく、「パーソナルトレーナー」として活躍の幅を拡げている人が多数います。
代表的な資格:認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルトレーナー(NESTA-PFT)、NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)など。
トレーナーの資格を活かす場所
トレーナーの資格を存分に活かすためには、どこで働きたいかを明確に目標として掲げていなければなりません。
上記に示したように、トレーナーといえどもその資格は多岐にわたります。それゆえ、専門性が少しずつ違うため働きたい場所と資格が上手く合わないことなんてザラにあります。
スポーツチーム(プロ・実業団・大学・高校など)
世の中でトップに君臨する多くのトレーナーは必ずトップチームでの指導経験を持っています。
資格取得後、即座にトップチームに就職できることはほぼありません。
トップトレーナー達はほとんど皆、高校や大学で指導経験を積み、プロを指導し、代表を経験し、そして海外へと羽ばたいていきます。
スポーツジム(パーソナルトレーニングジム)
スポーツジムやパーソナルトレーニングジムで働くトレーナーの多くはボディビルやフィジーク、ボクシングなどの格闘技の選手として活躍していた人が業界の上位層を占めます。
その理由は単純明快、トレーナーのカラダ自体がお客様の理想像に近いため、そこに人が集まります。
実際、無名の人がジムを出しても簡単に淘汰される可能性は秘めています。
その一方で、トレーナーとしてジムに参画させて貰えれば、トッププロの指導方法、考え方を学ぶことができるため実績がなくても顧客はついてきてくれる可能性があります。
そのための登竜門として「トレーナーの資格」は持っていなければ「土俵」にも上がれないといえます。
治療院
治療院は特殊です。
その多くは医療現場に近いため国家資格を持つ集団しか足を踏み入れることができません。
しかし、医療現場は高度な処置を行っていることからトレーナーとしての実力をつけるためには最も有効な場です。
特に、ATやメディカルトレーナーの多くは実際の手術現場に見学をさせて貰うことが往々にしてあります。
最もおすすめする資格はCSCS
数あるトレーナー資格の中で、最もおすすめする資格は『CSCS』です。
ストレングス&コンディショニングスペシャリストとして名高い『CSCS』は個人向けのトレーニング指導から、トッププロチームの指導まで通用する資格です。
世界的に認知されており、日本全体の資格合格率は50%を切るほど難関と言われますが、対策すれば問題ありません。
【関連】パーソナルトレーナー資格のおすすめはCSCS
現に、世界で活躍するほとんどのトレーナーは『CSCS』保持者です。
日本では専門学校でCSCS取得に向けた学科があったりしますが、転職したい人にはかないません・・・。
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まとめ:どこで活躍するかを見極めて資格の選択をすべし
トレーナーとして転職するためには、緻密な作戦が必要です。
「どこで、誰に対して」指導したいかを明確にしておけば、必要な資格は自ずと明らかになります。
ただ、資格取得は決して簡単な話ではありません。
入念な準備と対策をして臨みましょう。
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