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パンデミックと運動: data from GARMIN

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パンデミックと宣言されて以降、人々は外出自粛を実行することで地球規模で文化やコミュニティを衰退していっています。

これは感染拡大防止と生命の維持に備えた我々人類の意思による行動です。

今回は世界的ウェアラブルデバイスメーカーGARMIN社によるニュースレポートをご紹介します。

引用:The Impact of the Global Pandemic on Human Activity: Part III

筆者はこんな人

●東京大学大学院 (博士)

●中高バスケ部トレーナー

●体育系大学教員

[関連]新型コロナウイルスが変えた世界

本記事の内容
○2020年4月現在世界的に歩数が12%減少

○ただ運動に関連する歩数は24%増加

○より多くの人がこれまでと違った方法で運動をしている



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世界的な歩数【GARMIN】

パンデミックと運動【世界的動向】GARMIN

2020年4月と1年前の4月を比べると、パンデミックによって世界中の『パワー』が損なわれた期間であると一目瞭然です。

全世界100万人以上のGARMINユーザーの歩数を集計した結果、12%の減少を捉えることとなりました。

1年前と比較して歩数が急激な減少を示している国のヒートマップです。
色が濃い方が大幅な歩数の減少が生じている国

パンデミックと運動【世界的動向】GARMIN

この集計マップの注意点は人口に応じてデータの補正を行っている点です。

例えば、人口が少なく、厳格なロックダウン指示がある地域では歩数は少なくなります。ウズベキスタンとアメリカでは感染者数に圧倒的な差がありますが、厳格なロックダウンのルールがあるため歩数の減少は大きくなります。


増加する運動に関連した歩数【GARMIN】

パンデミックと運動【世界的動向】GARMIN

世界中の動向が静まる中、興味深いデータが見つかりました。

GARMINのデバイスにウォーキング、ランニング、ハイキングとしてログされた記録を集計すると、世界的に24%の増加を示していました。

これは、日常で失われた歩数を運動で賄おうという行動の表れであると言えます。

下の図は運動による歩数の増加率を表したヒートマップです。

パンデミックと運動【世界的動向】GARMIN



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国別に最も増加した運動は?【GARMIN】

パンデミックと運動【世界的動向】GARMIN

それでは、世界中のGARMINユーザーはどういった運動に移行していったのか、地域別に違いはあるのか、、、

各国で最も増加した運動を表したマップが下になります。

パンデミックと運動: data from GARMIN

オーストラリアとカナダ

両国は『ホッケー』か『クリケット』かと意見が分かれると言う文化の違いがありますが、共に外出自粛期間中は『散歩』が最も増加しています。

中国、メキシコ、南アフリカ、イギリスなど一握りの国

これらの国々は、フィットネス機器を用いた運動が増加しています。

なかでも1年前は50%を筋トレ機器が占めていましたが、今年は「有酸素運動」の機器が50%を占めました。

この傾向は 『ジム➡自宅トレーニング』への潮流が生まれている可能性が示唆されます。

アメリカ、ロシアなど大部分の国

これらの国々は屋内での自転車での運動が増加していると言います。

パンデミックと運動: data from GARMIN

自転車に乗る選手含め、一般の人たちも屋内で楽しむバーチャルサイクリングに勤しむようになっています。

「私は今フランスにいるので屋外で自転車に乗ることはできません」と語るのはアメリカ出身トライアスリートのTaylor Spivey(テイラー・スパイビー)。ロックダウンとなり「月に一度も屋内で自転車に乗ることなんてなかったけど、今では週に5日も乗っている。」

このように、屋内で自転車運動が増加している現象は否定できないと言えます。

日本はランニング(屋外)が増加

世界のマップを見ても日本だけは屋外でのランニングが増加しています。

連日、都内の公園ではランニングをする人で混雑して「密」を作り出しているのではないか、とテレビで報じられています。

在宅勤務も相まって日中に走る人が増えたのではないかと推察できます。


国別に最も減少した運動は?【GARMIN】

パンデミックと運動: data from GARMIN

世界的に最も減少した運動は『水泳』で、アメリカから東アジアまで幅広い地域に蔓延しているといえます。

各国で最も減少した運動を表したマップが下になります。

パンデミックと運動: data from GARMIN


こういった風潮をただただ傍観している分けではありません。

オーストラリアでは2019年4月に水泳をしていた54%のユーザーは屋外でのランニングへ。
中国では1年前に泳いでいたユーザーのうち43%はランニングや自転車へと移行しています。

アメリカ出身のトライアスリート、Paula Findlay(ポーラ・フィンドレイ)は「私の住む街のプールは全て封鎖されたから、ジムや自宅で筋力トレーニングをしているわ。水泳の動きを様々な動きで再現できるようにトライしてるわ。」


そのほかにも、ゴルフやハイキングを愛好していたユーザーは、屋内でのフィットネスや屋内サイクリングへと移行して運動量を確保しています。

「全てのアスリートは競技に戻るためにこの期間を全て準備のための時間にしている」と語るのはプロゴルファーのGreg Norman(グレッグ・ノーマン)。「現在家を建築中で、クルーと一緒に穴を掘り、敷設し、重機を扱い、フロリダの暑さの中肉体労働をしている。」



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まとめ:フィットネスの新しい方法へ

未知なる感染症に迫られた活動の制限の中、我々人類は『フィットネスの新しい方向性』を見出しつつあります。
こういった流れはプロアスリートから一般の人まで幅広く浸透しており、技術的な制約も解消されようとしています。

スポーツは集団で行うものです。
長距離走でさえチームスポーツだと言います。
「チームメイトと走ることは最高だ。」と語る長距離世界チャンピオンAlexi Pappas(アレキシ・ペッパー)

「今は集団で走ることさえ危険な状態だ。だからオーディオブックで本を"聴き"ながら走るんだ。この機会にたくさんの本を読んだよ。チームメイトと走ることと同じではないが、今現在では最高の楽しみ方を見つけたよ。


チームでの行動は必ず戻りますが、今ではありません。
こういった新たなフィットネスの取り組みは決して悪い考えではありません。
世界100万人が調整しているアイデアの1つに過ぎないのですから。

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