「プロテインの種類が多すぎてどれを選べば良いのか分からない」
「高品質なプロテインってどうやって見極めるの?」
こういった疑問にお答えします。
筆者は東京大学大学院で運動生理学を専攻し
博士号(Ph.D.)を取得した管理人です。
本記事の内容
○初心者でも分かる高品質プロテインの選び方は製法!
○品質はWPH > WPI > WPCの順
目次
初心者でも分かる!
高品質プロテインの選び方
【答えは製法=価格】
プロテインを選ぶときに使用用途が明確出なければなりません。
プロテインの選び方は【こっそり教えます】大学生向けプロテインの教科書に詳しく記載していますのでこちらを参照してください。
さて、
同じホエイプロテインでも高品質なプロテインは
WPH製法と呼ばれる製法で作られたプロテインです。
次に、WPI製法、
そしてWPC製法と続きます。
高品質プロテイン①
加水分解 ホエイ プロテイン
【WPH: Whey Protein Hydrolysate】
加水分解ホエイプロテイン(WPH)は、別名ホエイペプチドと呼ばれタンパク質が一段階分解された形となっています。
特徴は以下の通りです。
特徴
○吸収速度が圧倒的に速い(〜1時間)
○タンパク質含有率が約90%以上
○乳糖不耐症(お腹を下しやすい人)でも大丈夫!
○低炭水化物
○比較的高価格
[関連]公式サイト【マイプロテイン】
高品質プロテイン②
ホエイ プロテイン アイソレート
【WPI: Whey Protein Isolate】
ホエイプロテインアイソレートは
ホエイ(乳清)を精製したホエイプロテインとなります。
特徴は以下の通りです。
特徴
○吸収速度がWPHに次ぎに速い(〜2時間)
○タンパク質含有率が約90%以上
○乳糖不耐症(お腹を下しやすい人)でも大丈夫!
○低炭水化物
○比較的高価格
[関連]公式サイト【マイプロテイン】
高品質プロテイン③
ホエイ プロテイン コンセントレート
【WPC: Whey Protein Concentrate】
ホエイプロテインコンセントレートは
ホエイ(乳清)をコンセントレート(濃縮)する製法によって作られるホエイプロテインです。
特徴は以下の通りです。
特徴
○吸収速度は遅い(3時間〜)
○タンパク質含有率が約80%以上
○乳糖が残っているため要注意(牛乳飲んでお腹下す人)!
○様々な栄養素を配合しやすい
○低価格
[関連]公式サイト【マイプロテイン】
迷ったらアイソレートを選ぶべし
最も高品質なプロテインはWPH(加水分解ホエイプロテイン)ですが、高価格帯の製品のため、初心者の方にはおすすめできません。
何よりも、タンパク質の品質を追求するために、ノンフレーバーが多く、お世辞にも美味しいと言える製品ではありません。。(※製品によります)
そこで、
タンパク含有率○、味◎、吸収速度○、乳糖不耐症◎、価格△のホエイプロテインアイソレートが最も適していると言えます。
どのプロテインを買うか迷ったら【ホエイプロテインアイソレート】と検索をかけるようにしてください。
まとめ:最高品質はWPH
プロテインで最も高品質なプロテインはWPH(加水分解ホエイプロテイン)で間違いありません。
しかし、最高品質だからといって筋肉がすぐにつきやすくなるわけではありません。
あくまでもトレーニングによる筋分解抑制のためのツールとしての立ち位置を忘れないようにしてください。