プロテインと聞くとアスリートやトレーニングをしている人、もしくは男性が飲むものとイメージされがちです。プロテインは牛乳や大豆を原料として作られるため、ダイエットを目的とした女性にとっても非常に人気が出ています。
特に、ダイエット中の女性は、栄養の偏りが顕著になり、肌荒れや髪のツヤの劣化、爪が荒れるなどの症状を起こしてしまうこともあります。
目的に応じてプロテインを摂取することで理想的なカラダ作りをしていきましょう。
本稿では、
①女性がプロテイン飲むメリット
②プロテインの種類
③女性におすすめプロテイン
が分かります!!
目次
女性がプロテインを飲むメリット
プロテイン=たんぱく質のことで主に牛乳や大豆を原料として生成されます。たんぱく質はヒトの生体内で、筋肉のほか、髪や爪、肌を作ることから、体外から摂取する量が著しく減ってしまうと、様々な症状が現れてしまう可能性が考えられます。さらに、ホルモンの材料となったり、体内の化学反応に働く酵素たんぱく質や、血液内の物質の運搬を担う運搬たんぱく質、病原に対して生体を守ろうと働く抗体たんぱく質など生命を維持するためには必要不可欠となります。
生命はたんぱく質でできている
このことから、ダイエットなど過度な食事制限をしている女性が風邪を引きやすかったり、貧血を引き起こしやすかったりすることを防ぐためにも、バランスのとれた食事を摂ることはもとより、どうしても固形物を拒絶してしまう方にとってはプロテイン粉末を液体(水や牛乳など)に溶かしてから摂取することを推奨します。
プロテインの種類
プロテインは大きく分けて2種類あります。
動物性たんぱく質
たんぱく質として最も容易にイメージできるものが肉や卵といった動物性たんぱく質です。肉類の中でも牛や鶏、豚といった種類によってもたんぱく質の含有量が違うため、スーパーで購入する際には予め予習が必要です。
食品成分表についてはこちらをご覧ください。(文部科学省のサイトへジャンプします)
サプリメントしてのたんぱく質、すなわちプロテインは主に牛乳から生成されます。200mlの牛乳に含まれるたんぱく質はおよそ6.8gで、そのうち約80%がカゼインと呼ばれる成分で構成されています。残りの約20%がホエイ(乳清)と呼ばれる成分であり、アミノ酸スコアが100に近く、質の高いたんぱく質と言えます。
カゼインプロテイン
カゼインプロテインは前述の通り、牛乳の約80%を占めるたんぱく質で凝固性の高いたんぱく質であると言えます。ヨーグルトの固形部分はほぼカゼインプロテインです。
カゼインプロテインは腸に取り入れられてから吸収されるまでの時間が非常に長い特徴を持ちます。そのため満腹感をしばらく感じることができ、就寝前やおやつなどに摂取することで、余分なカロリーの摂取を抑える効果が期待できます。
ホエイプロテイン
ホエイプロテインは牛乳の構成成分のうち約20%しかない成分です。ヨーグルトの封を開けたときに浮いている液体、それが乳清=ホエイの正体です。
ホエイプロテインは他のたんぱく質と比べ消化吸収速度が圧倒的に速く、運動後に飲むことが推奨されています。現在、一般的に販売されているプロテインのほとんどがホエイプロテインで占められています。
BCAA(分岐鎖アミノ酸)が非常に多く含まれている点から、筋量を維持する目的で利用されることが多いです。
植物性たんぱく質
植物性たんぱく質はあまり馴染みがない人は多いかもしれません。たんぱく質はどの食物にも含まれていますが、その含有量の違いで優劣がつけられます。植物に含まれるたんぱく質のうち最も優等生なのが畑の肉こと大豆です。サプリメントとしてのプロテインとして流通しているもののほとんどが大豆たんぱく質=ソイプロテインであります。
ソイプロテイン
ソイプロテインはその名の通り、大豆由来のたんぱく質です。大豆は100gあたりのたんぱく質含有量が牛肉よりも多かったり、とにかくその優等生ぶりが認められ機能性食品としての位置づけをされています。
さらに大豆にはイソフラボンが多く含まれています。イソフラボンは女性ホルモンと構造が酷似しており、女性ホルモンの分泌に大いに貢献してくれます。そのため女性にとって美容や健康維持の観点から欠かせないプロテインであると言い切れます。
ダイエット中に飲むべきプロテイン
ダイエット中にはとにかく空腹に耐えることや、栄養状態の偏りに注意する必要があります。
そこで、
◎空腹感を満たしてくれる
◎野菜中心の食生活で乱れたホルモンバランスを見なおしてくれる
の2点を満たしたプロテインを紹介します。
スロー リリース カゼイン
たんぱく質含有量約80%はホエイプロテインと相違ないパフォーマンスです。そして溶けやすさ、飲みやすさはMy proteinのおなじみ。就寝前や食事の前に飲むことでたんぱく質合成を持続して空腹感を凌ぎましょう。
100% ゴールドスタンダート カゼインプロテイン
たんぱく質含有量は約73%と落ちるが、それでもなかなか高いパフォーマンス。腹持ちと味、そして品質はOptimum Nutritionであることで折り紙付き。洗練されたデザインもまたダイエット意欲をかき立ててくれます。
ウェイトダウン ソイプロテイン
安心安全の日本メーカー、Kentaiがお送りするソイプロテイン。たんぱく質含有量約75%とパフォーマンスとしてはホエイに劣りますが、食物繊維も含まれており女性には嬉しいプロテインとなります。
無添加 飲みやすいソイプロテイン
成分無添加、たんぱく質含有量、驚異の85%。大豆のいいところだけを抽出したソイプロテインといえます。また成分無添加のため、アレンジが容易にしやすいこともこのプロテインのいいところと言えます。