本気で運動生理学を深めるためには
本気で運動生理学を極めている大学に行くしかありません。
『本気で運動生理学を学べる大学』を一覧にまとめました。
わかりやすい運動生理学の参考書は以下にまとめてあります。
運動生理学を学べる大学一覧

日本体育大学
日本体育大学は現在運動生理学の研究では日本随一の勢いを持つ大学です。
その背景には潤沢な研究資金に加え、優秀な若手研究者をこぞって採用しているからです。
研究力を総合的に判断すれば
まだまだ早稲田大学、筑波大学、東京大学の後塵を眺めることにはなりますが、近い将来、日本一あり得ます。
日本体育大学運動生理学研究室HP
東京大学
泣く子も黙る、『天下の東大』。
研究費(科研費)は2位の京大におよそ2倍の差をつけて
堂々たる1位。
名実ともに日本の頂点に君臨する大学で間違いなし。
筋肉博士石井直方先生
乳酸研究八田秀雄先生が有名。
スポーツ栄養学の寺田新先生が現在では大看板。
東京大学身体運動科学研究室
筑波大学
旧東京教育大学時代より、国立大学のうちスポーツ界を牽引してきた筆頭。
現在は"学群"という独特の敬称で学部を分ける。
運動生理学20講を著した名誉教授勝田先生など
著名人多数。
筑波大学体育系web
早稲田大学
私学の雄、早稲田大学。
ある調査会社によると研究ランキングは東大をも凌ぐと言われる。
日本体育大学同様、潤沢な研究資金と
著名な大御所研究者に加え、優秀な若手研究者を常に輩出する。
メディアにもよく出られる先生が多数在籍。
早稲田大学スポーツ科学部
順天堂大学
箱根駅伝でおなじみの名門大学。
運動生理学の分野では名だたる大学の中でも
上位に位置する大学。
脂質の研究で有名。
順天堂大学スポーツ健康科学部/大学院スポーツ健康科学研究科
立教大学
東京六大学の一角。
スポーツのイメージがあまりありませんが、
10年ほど前から注力しはじめた大学。
サッカー中の生理学や
暑熱環境での生理学が有名。
立教大学コミュニティ福祉学部
法政大学
立教大学と同じく東京六大学に数えられる。
スポーツへの設備投資が非常に目を引く印象。
その最新設備から理論と実践を忠実に体現していく大学。
法政大学スポーツ健康学部
東海大学
全国に附属校を持つ総合大学。
医学部を併設していることからより高度な研究を推進できる環境。
学問と実技のバランスが非常に良い印象。
東海大学体育学部
日本大学
日本最大のマンモス大学。
トップアスリートを多く抱える日本大学は
スポーツ科学部を新設し更なる飛躍が期待される。
最新の設備を駆使した研究が持ち味。
日本大学スポーツ科学部
東洋大学
箱根駅伝の名門校。
また陸上100m 日本記録保持者桐生選手も在籍していることから
運動生理学に注力している印象。
また実習を重要視していることから
実学としての運動生理学を体現する大学。
東洋大学ライフデザイン学部健康スポーツ学科
神奈川大学
総合大学としてのブランド力に
スポーツ科学を上手く融合させている印象。
研究室は大きくはないが優秀な若手研究者が多く、
筋生理や長距離ランナー、糖代謝などの分野で
レベルの高い研究が行われている印象。
神奈川大学大学院人間科学研究科スポーツ健康科学分野
東京農工大学
スポーツのイメージがあまりない大学だが
理系の強みを活かした研究が特色。
レベルとしては上位校と同等のかそれ以上。
東京農工大学先端健康科学部門身体運動科学研究室
名古屋大学
旧帝大。
研究力ランキングで常に上位に君臨する大学。
運動生理学も優秀な教員を揃えており、
研究環境、知名度ともに申し分なし。
名古屋大学総合保健体育科学センター
中京大学
体育大のイメージが強い総合大学。
近年の発展はめまぐるしく、
数々のトップアスリートを輩出し、名門大学に仲間入りか。
『スポーツと学術の真剣味殿堂たれ』
中京大学スポーツ科学部
立命館大学
関西私学の雄。
立命館大学は日本スポーツ界を牽引するほどのトップ校。
優秀で高名な研究者、
そして最新の研究設備を取り揃えた大学。
立命館大学スポーツ健康科学部
同志社大学
関関同立の一角。
スポーツ健康科学部を併設し、日本屈指の設備を持つ。
大学の持つブランド力は関東の大学に劣らず。
同志社大学スポーツ健康科学部
大阪体育大学
名前の通り、体育に特化した大学。
伝統的な体育大の文化に加え、
最新のスポーツ科学を追究する。
大阪体育大学体育学部健康スポーツマネジメント学科
びわこ成蹊スポーツ大学
スポーツを冠する珍しい大学。
名前の通り、スポーツをはじめとした健康支援や
医療費削減を目的とした研究を推進している。
びわこ成蹊スポーツ大学
福岡大学
福岡大学は広大な敷地を持つ総合大学。
多くの優秀な研究者を配置しており、指導体制は万全。
福岡大学身体活動研究所
鹿屋体育大学
国立大学のうち唯一の体育大学。
近隣の大学と連携し研究を支援する体制を整えており、
国内の優秀な研究者が多く輩出される印象。
東京にサテライトキャンパスを持っていることも特徴。
鹿屋体育大学教員紹介
信州大学
北信越地方の超名門大学、信州大学。
研究機関としても名高く、競争的研究資金の獲得でも常に上位を争う。
著名な教員陣が多く在籍しており、運動生理学を深めるために整った体制である。
城西大学
箱根駅伝でもよく耳にする大学。
スポーツだけでなく学術的にも選手を支える体制を構築。
埼玉県に広大なキャンパスを持つ。
北海道大学
北の名門、北大。
旧帝大としての歴史と伝統を持ち、自然科学・生命科学における研究力は国内トップクラス。
スポーツ・運動生理学の分野でも、寒冷環境下での身体応答やエネルギー代謝、体温調節といったテーマに強みを持ち、独自性ある研究が進められています。
広大なキャンパスと恵まれた自然環境は、フィールド研究や実践的な学びにも最適。
理論だけでなく、北海道という土地柄を活かした“環境 × 生理学”を学びたい人には唯一無二の選択肢となるでしょう。
大阪工業大学
“工業大学”の名にとらわれるなかれ。
大阪工業大学は、工学的視点を取り入れたスポーツ科学・運動生理学研究において、独自の存在感を放つ大学です。
とくにウェアラブルセンサや筋電計測、動作解析など「技術」と「生体計測」を融合させた研究に強みを持ち、機械工学・情報科学と連携した次世代のスポーツ科学を推進中。
所属する健康スポーツ科学研究室では、「効率の良い身体操作」や「疲労回復メカニズムの可視化」など、実践的かつ工学的なアプローチから“競技力の底上げ”を図る研究が行われています。
理工系の素養を活かしつつ、運動生理学を探究したい人にとっては、まさに理想的な研究環境。
日本女子体育大学
女子体育のパイオニア、日本女子体育大学。
創立以来、女性の身体と運動のあり方に焦点を当てた教育・研究を積み重ねてきた伝統校であり、女性特有の生理・代謝・健康課題に即した運動生理学の研究に強みを持ちます。
大澤拓也先生をはじめとする研究陣は、月経周期とパフォーマンスの関係、ホルモン変動と栄養介入、長期的な体調マネジメントなど、女性アスリートの支援に直結するテーマに注力。
「女性のための運動科学」を本格的に学べる数少ない環境であり、将来女性アスリートの支援や教育に携わりたいと考える人には、まさに理想の学び舎といえるでしょう。
広島大学
中国・四国エリアの中核を担う国立大学、広島大学。
旧文理大系の伝統と豊富な研究資源を背景に、運動生理学の分野でも着実な存在感を示しています。
当運動生理学研究室では、運動時の呼吸循環応答、エネルギー代謝、筋活動特性の解明などを軸に、基礎と応用の両面から身体運動の生理的メカニズムを探究。
特にヒトを対象とした直観的で再現性の高い実験設計に強みを持ち、学部・大学院を問わず学生の主体的な研究活動が活発です。
中四国エリアで「本気で運動生理学を学びたい」と思うなら、広島大学は間違いなく最有力候補のひとつです。
関西大学
関関同立の一角として知られる名門私大、関西大学。
スポーツ健康科学の分野においても、学際的なアプローチを強みとし、教育・研究の両面で充実したカリキュラムが展開されています。
運動生理学に特化したラボは限定的ながら、健康行動科学、身体活動量の評価、生活習慣病予防、メンタルと運動の関連など、幅広いテーマで“人の身体と動き”を科学的に解き明かす体制が整っています。
理論と実践、実験とフィールドの両立が図られており、教職課程やトレーナー志望者にも人気の高い進路です。
「運動」「健康」「人間科学」を広い視野で捉えたい学生にとって、関西大学はバランスの取れた学びの場となるでしょう。
運動生理学を学べる大学一覧まとめ
スポーツの分野で大成したい方は
運動生理学をマスターしなければなりません!
さらに健康分野への応用も容易にできることから
身近な医療費削減活動に貢献できる
可能性を秘めている学問です。
トレーナー、選手、コーチ、体育教師みな学んでも損することはありません。
本気で運動生理学を極めた人にしか見えない景色がそこにはありますよ。