22才男性
「大学院生って就活に有利なんでしょ?失敗する人なんていないよね?」
就活を有利にすすめるために大学院に進学するって人も多いはず。
確かに大学院卒の方が就活を有利にすすめるための材料は揃っています。
とはいえ、就活に失敗する大学院生も実際には存在します。
無策で就活すれば例え大学院生であってもそりゃ失敗しますよ・・・
ということで、この記事では就活に失敗する大学院生の特徴を紹介します。
ちなみに私の周りにも就活で成功した大学院生も失敗した大学院生もいたので、より詳細に説明いたします。
目次
就活に失敗する大学院生の特徴4選
それでは実際にいた実際に「就活に失敗しまくった」大学院生の特徴を紹介していきます。
就職するつもりで大学院に進学した人は必見ですよ。
特にそこのM1!
他人事と思わずに最後まで読んでください。
研究しかしていない
偉い人
「大学院生は研究が仕事である」
これは間違っていません。
しかし、そもそも将来的にアカデミアに残ることを考えていないのであれば、研究だけしていては将来設計なんてできるはずもありません。
もし大学院を修士課程で修了し就職するつもりで居るなら、研究へのエフォートを100%ではなくせめて70%程度にしておきましょう。
そうでもしていないと、自分の将来に投資するための時間がなくなってしまいますよ。
教授(ボス)と仲が悪い
23才男性
「ウチの教授、メール全然返してくれないし、会っても素っ気ないし...やりづらい・・・」
教授ってみんながみんなできた人間ではありません。
(中には社会不適合者だっています。)
ただでさえクソ忙しい教授(ボス)と仲が悪ければ研究計画書や論文なんて優先的に読んで貰えませんし、結果的に就活に協力なんてして貰えません。
嫌われることがあっては絶対になりません。
教授は研究を一生懸命やる学生が大好きです。
研究エフォートを70%までに抑えたとしても全力で取り組むことをオススメします。
(これは先輩からの金言です)
入学直後から動き始めない
22才男性
「修士って2年間あるから1年目はとりあえずいっか。」
これは1番まずいパターン。
修士課程はたった2年間しかありません。
2年間のウチに修士論文をかくための実験の計画、実験、学会発表をしなければなりません。
そして就活も。
とうてい2年間は長いとは思えないほど大きなイベントばかり。
そんな調子で最初の一年(M1)をすごしていたら、M2になったときに地獄を見ます。
自分の研究を説明できない
24才男性
「研究の内容が難しすぎて、素人に説明するのはちょっと大変。」
もしかしたらそこのあなたじゃない??
学会とか修論発表とかは専門の先生がいるので専門用語を使って十分に話して貰っても構いません。
しかし。
就活で対峙する面接官はあなたの研究分野の完全なる素人です。
自分の研究内容を中学生が理解出来るくらいまで噛み砕かないと、誰だって理解はしてくれません。
理解されない研究は、学術的価値は高くても興味を示されずに終わります。
その結果と共に、あなたの就活は終わりを告げるのです。。。
大学院生が就活で失敗しないための3つの対策
大学院生は研究が仕事と言いますが、研究しすぎては就活に時間を割けません。
とはいえ就活ばかりに目が行っても教授から嫌われ修論を書けず仕舞いになりかねません。
いい塩梅を見つけることが必要です。
そこで!!
時間が限られた大学院生の就活を失敗させないためのポイントを紹介します。
学事スケジュールを把握→逆算してボスと面談
中間発表や学会、修論の審査など学事日程は満載。
それら全てを把握し逆算して行動しましょう。
例えば、「○月の学会で発表する」→「X月の締め切りまでに抄録を登録する」→「Y月までにはデータを揃えなければいけない!!」
といった感じです。
さらに、ボスとは積極的に面談をしましょう。
データを見せるだけでもいいです。
やってる姿を見せることはとても重要。
そうすればいくら小難しい教授とは言え協力的になってくれるに違いありません。
(ただとんでもない○ソボスが居ることも事実。よく耳に入ります。)
あわせて読みたい
就活のめんどくさい行事はプロに任せる
就活って経験した人はもちろん分かると思いますが、めちゃめちゃめんどくさいし時間がかかります。
合同説明会からES執筆や、適性検査、面接など・・・
時間がない(忙しい)大学院生には正直堪えます...
そんな大学院生には大学院生専用の就活エージェントを利用することをおすすめします。
就活エージェント:ESの添削から、自分の性格に合った企業診断などあらゆるサポートをする就活のプロ集団。一般には募集していない優良企業の"非公開案件"を多く取り扱うことも。
正直、大学院生は新卒と同じ就活をしていれば損します。
確実に大学院生のための就活をすべきです。
めんどくさいことは全て就活のプロに任せるのもタイムマネジメントのうちです。
あわせて読みたい
プレゼン能力を磨く
大学院生に限った話ではありません。
学会でも就活でも自分の研究を簡単に説明する能力は必要となります。
この本を熟読し、実践してください。
プレゼン能力は経験5割、準備5割です。(個人的見解)
自分の経験や研究内容を端的に説明できればそれだけであなたは魅力的な人間です。
就活を失敗しないために大学院生がすべきこと
まとめますと以下のようになります。
就活を失敗しないために大学院生がすべきこと
- とにかくボスと話す。
- めんどくさい就活の諸々はプロに任せる。
- プレゼンを磨く。
たったこれだけ。
大学院生でも就活に失敗する人は山ほどいます。
2年間という短い期間は100m走並みに一瞬で過ぎ去ります。
いくら有利と言われてても、対策しなければ多勢に無勢。
これを読んだ大学院生はまさしく鬼に金棒といってもいいでしょう。
あわせて読みたい