「大学で部活に入ると就活に有利って聞いたけどホント?」
「部活に入るとなんで就活に有利なの?」
「部活に入っていても就活に失敗する原因は?」
「部活をしながら就活する方法を知りたい!」
このような疑問や悩みは多く聞き及んでいます。
自身も大学4年間どっぷり部活動にのめり込み就職活動を疎かにしてきた人間です。
しかし今、こうして大学教員となってみると就活が上手くいく学生とそうでない学生の差が大きいことがよく分かります。
この記事では「大学の部活は就活にどう働くのか?」を解説します。
目次
大学で部活に入ると就活で有利に働く!
大学で部活動に4年間時間を費やしてきた学生は
企業から見て高評価を受けやすいです。
思い返してみてください。
- 大学の部活は辛かったですか?
- 目標に向かって取り組みましたか?
- 同じ目標に向かって取り組む仲間は出来ましたか?
- 挫折しましたか?
- 後輩は出来ましたか?
- コーチとやりとりしましたか?
- 時間通りにしっかり集合できましたか?
これらの質問に対して全て『Yes!』と答えることが出来ませんか?
これだけでもあなたが相当な修羅場をくぐり抜け、他者と協力しながら共通の目標に一致団結して邁進する組織に属していたことが分かりますね。
企業からしてみれば、
- 即戦力となる人材
- 教育のしがいがある人材
- ウチの目標に向かって尽力できる人材
- 活気溢れる人材
を欲しているわけですが、裏を返すと
『体育会出身で仕事がデキるやつがほしい』と言ってるようなものです。
確かに飛び抜けた能力があるに越したことはないですが
学生に求めるレベルが高すぎても人材難になります。
となれば、育成しやすい人材=体育会出身者=部活出身者が第一の候補となるわけです。
部活に入っても就活で完全に有利とならない学生の特徴
部活に入っていても就活で全てが思い通りになるかと言えばそうではありません。
中には「就活では部活最強時代は終わった」と言い切る人も居ます。
部活に入っていても就活で「恩恵」を得られない学生の特徴をまとめました。
部活に入っていれば就活は上手くいくと思い込んでいる学生
部活に入っていれば就活で「有利」となります。
しかし、部活は就職を約束するものではありません。
部活はあくまでも、他の学生よりは良い位置にいるというだけ。
ただのアドバンテージです。
アドバンテージを生かすも殺すも自分次第と言うことです。
部活の過去を並べるだけの就活戦略
部活の実績をただ並べるだけの就活は上手くいきません。
「○○大会で優勝しました!」
「全日本選手権で1位となりました!」
「XX大会で優秀選手賞を取りました!」
・・・・『それで???』
過去は過去です。
ただの履歴書を語られているのと同じです。
重要なのは
"そこから何を学んだか"
"学びは次に何を生むか"
ここです。
これが見いだせなければ部活出身者でも就活には活かせません。
部活しながら就活する方法はあるのか?
部活をしながら就活をする方法はあります。
詳細はこの記事部活を続けながら就活は可能か?【結論:可能です】に全て記載してあります。
就職エージェントを利用した就活はマストです!
その理由は明確!
①部活者は時間がない!
②体育会出身者は言語化が下手!
③ESがありきたり!
④そもそも就活を知らない!
このいずれかに該当する学生は絶対に就職エージェントを利用すべきです。
大学の部活経験は就活で有利となるまとめ
総じて大学の部活を続けることは就活に有利に働きます。
ただし、就職の約束ではなく「アドバンテージ」。
組織の中でどういう役職に就き、
何を学び、
それを今後どう活かせるのか。
このあたりを言語化できると体育会出身者(大学の部活)は最強です。
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