人間の集中力は「30〜45分」で限界を迎えます。
小学校、中学校、高校の授業はだいたい45〜65分ですよね?
これは人間の集中力を加味された時間配分と言えます。
人間の集中力が切れるタイミングとして、
こんな経験はないでしょうか?
・机に向かったはいいが、仕事が終わらない。
・気がつけば携帯触ってる
・勉強(仕事中に)腰が痛くなる
これ全部30–45分くらいで起こり始める現象です。
人間の集中力が「30〜45分」で切れる"理由"と"改善策"を紹介します。
筆者はこんな人
受験勉強期間4ヶ月で東大大学院に入る
●【最終学歴】東京大学大学院 (博士)
●【現職】大学教員
目次
人間の集中力は30分が限界!
非常に辛辣な事実かも知れませんが、人間の集中力は「30〜45分」で限界を迎えます。
仕事がデキる人、
勉強がデキる人、
東大生などは皆この事実を知っています。
「あれ、あの人休憩多くない?」
という人ほど仕事が早かったりするのです。
その理由を解説します。
人間の集中力は30分で切れる理由は"座りすぎ"
意外と知られていませんが、
人間の集中力が長く続かない理由は"座りすぎ"が原因です。
以前「テレワーク・オンライン授業によって増加する病気一覧がヤバい件。」にも書きましたが"座りすぎ"は人にとっていいことが1つもありません。
座ることによる"血流量の低下"は全身に影響が出ます。
座って負担のかかる血管は脚を通る太い静脈・動脈ですが、
心臓に戻る血流がだんだんと鈍くなってきます。
巡り巡って脳に行き渡る"血流量"が低下、すなわち"酸素濃度が低下"して行きます。
この流れが"集中力の低下"を招く大きな原因となっています。
集中力を高める方法
集中力を高める方法はいたってシンプルです。
集中力を高める方法を2つ紹介します。
どちらも効果的で、組み合わせて行ってもいいでしょう。
集中力を高める方法:【30分間タイマーを使う】
人間の集中力は「30〜45分」しか持たないことを逆手に取る方法です。
タイマーを30分に設定して、その30分間全力で仕事、勉強に励む。
↓
30分後、15分程度の休憩を取る。
↓
15分の休憩の後、再び30分のタイマーをセットしてスタート。
この繰り返しで行う作業法です。
この方法は仕事、勉強なんでも応用可能です。
「休憩多いのに仕事がデキる人」はまさに"短時間集中の神"だったのではないでしょうか?
メンタリストDaiGoもすすめる集中力維持方法
上記で紹介した通称、「30分タイマー法」は
メンタリストDaiGoも勧める方法です。
「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれる方法でもあります。
30分という時間設定は、脳科学的にも酸素濃度が低下し始める時間でもあるし、
"あと30分"という「締め切り効果」が働きます。
"締め切り効果"とは締め切り直前(テスト直前)に集中力がグンと上がる現象です。
あえて、30分という"締め切り効果"を自身で作り上げることで
集中力を高める環境を創作するという訳です。
東大生も実は意識的に"短時間集中"勉強をしています。
「勉強時間=学力」
これは正しいし、正しくないのです。
集中力を高める方法:【立って作業する】
座りすぎることによる脳酸素濃度の低下が集中力を低下させる、、
ということは、立って作業することでそれを防げばいい!
以前「座りがちな人がすべきストレッチ3選【テレワーク、オンライン授業】」でも紹介したように座ることによる弊害を回避しなければなりません。
スタンディングディスクは海外の大企業で取り入れられるほどの市民権を得ている、今乗りに乗った逸材です。
参考:世界一座りすぎの日本人が行うべき4つの対策
立って勉強ってしたことないかもしれませんが、
意外とはかどりますよ?
まとめ:集中力は30分が限界【タイマー法、または立つ!】
集中力は30分で限界を迎えます。
・30分タイマー法(ポモドーロ・テクニック)
・スタンディングディスクの活用
これだけで凄まじく環境が改善できるはずです。
一度お試しあれ。
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