日本人初のNBAドラフト1巡目指名として誕生した日本人3人目のNBA選手、八村塁選手。
ジョージワシントン大学を卒業し、NBAとGリーグを行き来する日本人NBA選手2人目の渡邊雄太選手。
さらに、BリーグからNBA入りを目指す馬場雄大選手。
アメリカの大学で挑戦を続ける、富永啓生選手、今野紀香選手、池松ほのか選手。
日本では、弱冠18歳の高校生Bリーガーとして大活躍の(現東海大)河村勇輝選手。
日本の次世代を担うバスケットボーラーが続々と世界へ、羽ばたいています。
さて、世界で活躍する選手に共通することが1つだけあります。
それは
バスケ(練習)ノートの作成
です。
本稿では
○練習ノートをつけることのメリット
○岐阜女子高校の日本一売れているバスケノート
について詳しくなれます。
目次
そもそもバスケ(練習)ノートとは?岐阜女子高校バスケ部に倣う
バスケノートとは、練習や試合で起こったことや、監督、コーチなどからの指示、練習で上手くいったこと、上手くいかなかったことなど書き留めておくノートです。
バスケに限らず、プロ野球選手、Jリーガー、プロゴルファー、バレーボール選手などトップレベルで活躍する選手は、ほとんど皆、日常的にノートをつけています。
その内容は、ライバル選手の目に入ることを嫌うため、ほぼ全ての選手は門外不出として大切に保管しています。
岐阜女子高校バスケ部はやっている【バスケノートをつける意義】
ノートに書き込むという行為は学校現場においてのみ行われる行為ではありません。
例えば、
仕事におけるメモ
研究ノート
会議の議事録
経営に関するひらめき
といった現場で日常的に用いられています。習慣化している大人の方達には「そんなこと普通」と思われるかもしれませんが、学校でしかノートを取ることを知らない子供たちには、学校の授業以外で「普通ではない」んです。
頭の中を整理できる
ノートつけることで、頭の中を整理することができます。特に、思い悩んでいる選手や、チームでの存在意義について悩んでいる選手には以上に有効的に活用することが可能です。
また、思いついたことをメモする機能もノートをつける意義の1つです。
次にやってみたいプレーなど、書き込んでおくことで頭をすっきりさせることができるでしょう。
考えを可視化できる
ヒトは仕入れる情報の8割を視覚的に取り入れています。
頭の中の考えをノートに文字や図として表すことで、目から情報として自身の考えを取り入れることになります。
すなわち、客観的に自身を見つめ直すことに繋がります。
ノートを記載することは、自身を冷静に見つめ直すいい機会となります。
目標が明確になる
目標が明確であればあるほど、実現までの道のりは鮮明に写ります。ノートには自分が目指すべき理想像を毎度目にする場所に記載することで、脳に刷り込むことが可能となります。
目標が明確であれば、毎回の練習でぶらしてはいけない軸を見つけることができます。その軸を元に練習に取り組めれば、無駄のない練習ができると言えます。
メンタルコントロールとして活用できる
日々の練習の体調や、天気そして練習内容など詳細に記載しておくことで、日記としての側面も生まれます。
試合前などに見返す機会を与えれば、「これまでの苦しい練習に耐えてきた自分は凄い」と選手達は思い出すことでしょう。
また、いいプレーができた日のノートは、自身のメンタルを整える上で重要なヒントを教えてくれます。
コーチ(親)とのコミュニケーション
ノートは普段、選手が口にできない思いをしたためる場です。
選手の視点でしか見えない部分が多く含まれている「宝の山」といえます。
文字を通して選手の思いを知ることは、「手紙文化」が廃れない理由と共通しており、真意をくみ取ることが容易にできるようになります。 これはLineやFacebookなどのSNSを通してでは通じません。
直筆だからこそ繋がれる部分がノートにはあります。
日本一売れているバスケノート
【岐阜女子高校のバスケノート】
バスケノートの形式はどんなものでも構いません。方眼ノートでも大学ノートでもルーズリーフでも可。
外してはいけない要点は以下の通りです。
・将来像
・日付(天気も)
・体調(3段階など)
・練習内容
・コーチからの指示
・上手くいったこと
・上手くいかなかったこと
・次回の練習への抱負
以上の要点が書き込まれていれば問題はありません。
ただしかし、最初から、特に小学生のうちから上手く書けることは到底ありません。中学生も然りです。
このように最初はある程度型にはまった方法を選択する方がいい場合もあります。
ノートは自分で見返してわかりやすければいいもの、ではありますが、「コーチとのコミュニケーションの場」でもあるという点から、ヒトに伝わりやすい書き方をする必要性は少なからずあります。
岐阜女子高校のバスケノート
岐阜女子高校は言わずと知れた日本高校女子界の強豪校です。毎年のように全国大会の決勝で同地区愛知県代表の桜花学園高校と熱い戦いを繰り広げています。
現在、高校女子界では岐阜女子と桜花の2強と言われており、東海大会の決勝が全国大会決勝の予行演習となるほど熾烈なライバル関係にあります。
さて、そんな岐阜女子高校の指揮を務める安江監督が監修したバスケノートがあります。
超強豪岐阜女子高校の手の内を明かすことに繋がりかねないリスクを抱えてまで、安江先生が世にバスケノートの教科書的存在を公表してくれました。
このバスケノートのメリットは以下の通りです。
メリット
・ポイントが書きやすい
・書く量が少ない
・日本一の後ろ盾がある
・チームを纏められる
Amazonのレビューコメントにもありました。
Amazonのレビューコメント
バスケノート 勝ちノート
まず、何度も日本一を経験された監督が今までのノウハウをオープンにしていることに驚きました。
そして内容も見れば見るほど勉強になるばかりです。
要点を記入することによりチーム、個人の状況が分析でき、監督自身が選手の置かれている状況に対して可視化できるようになり、監督と選手の距離感もが付いていると実感しているようです。
なので、私の子供達のチームもみんな2ヶ月ほど使用し、先週行われた大会で見事に優勝し、次は全国大会に向けて頑張っております!
このようなノートによってチームが纏まり強くなるなんて、初めは半信半疑でしたが(^^)笑
みんな真面目に使用し間違いなく強いチームへ変貌しました!
ノートにより、子供達のかけがえのない経験を積ませて頂き感謝してます!
ありがとうございます!
なんと言っても日本一を何度も経験している安江先生の監修という後ろ盾は何よりも強い味方と言えるでしょう。
そして、書き方の見本も入っており、小学生(ミニバス)の選手からでも使用できます。
我が子の成長に期待したいなら是非一度、お手に取ってみては?
↓実際に岐阜女子高校安江先生が監修したバスケノートがコチラです。↓
岐阜女子高校バスケ部はなぜ強いのか?【バスケノートから紐解く】
高校女子バスケ界の巨人、岐阜女子高校バスケ部はなぜ毎年結果を残すのか。
バスケノートから紐解いてみますと、
PDCAサイクルが正確に運転できているからと言えます。
PDCAサイクルとは
・Plan(計画)
・Do(実行)
・Check(チェック、評価)
・Act(改善)
を繰り返し品質を改善する考え方です。
この考え方はビジネス界では常識ですよね?
岐阜女子高校バスケ部のバスケノートは
このPDCAサイクルが綺麗に再現できるように設計されているのです。
子どもにいくら「PDCAサイクルを回せ!」といっても理解できるはずがありません。
このノートのように
無意識的にPDCAサイクルを回せる子どもに育てば
あとは放っておいても自ら考え自ら行動します。
岐阜女子高校バスケ部が毎年上位の結果を残せる理由は、
PDCAサイクルを再現できるようバスケノートが設計されているからといって過言ではないのです。
まとめ:日本一売れている岐阜女子高校のバスケノートを手に取るべし
○バスケノートは書式不問で書くべし
○内容は要点に沿って書くべし
○もし書き方に困ればバスケノートを参考にすべし